ガラス張りのオフィスは、採光や開放感があり、人気があります。しかし、一方で、外部から内部が見えてしまうため、プライバシーが心配、夏は日差しが強く室内が暑くなる、冬は室内が寒くなる、ガラスが割れたときの飛散防止や防犯対策が気になるなど、さまざまな悩みも少なくありません。
これらの悩みを解決する方法として、ガラスフィルムの施工が効果的です。ガラスフィルムには、プライバシー保護、省エネ、防犯対策、オフィスの雰囲気づくりなど、さまざまな効果があります。そこで、本記事では、ガラス張りオフィスの悩みと、ガラスフィルムで解決する方法についてご紹介します。
ガラス張りオフィスの悩み
・プライバシーの心配
ガラス張りのオフィスは光を取り入れやすかったり、開放感がある為人気があります。一方で外部からは内部が見えてしまう為、プライバシーが心配という悩みもあります。
ガラスは他の素材に比べて、機密性や防音性が劣ります。そのため、外部から内部が見えやすく会議の内容や音声が漏れたりする可能性があります。特に会議室や応接室等、外部から人が行き来する場所ではプライバシーの心配が大きくなります。また、企業の情報が漏洩するリスクもあります。
・夏の暑さ
ガラス張りのオフィスの悩みの1つが夏場の暑さです。特に、遮熱・断熱加工が施されていない窓の場合、太陽の直射日光が室内に入り込み、室内の温度が急激に上昇することがあります。その為、エアコンの使用量が増え電気代もかさんでしまいます。また、室温が高くなると、従業員の体調や作業効率にも影響を与える可能性があります。
・冬の寒さ
ガラス張りのオフィスの場合、冬場が寒いという悩みもあります。その原因のひとつは、コールドドラフト現象です。コールドドラフト現象とは、窓ガラスの周りの暖かい空気が冷やされて下方に流れ落ちる現象です。部屋の中で最も熱損失が大きいのが窓と言われており、暖められた空気の半分以上が窓ガラス付近で冷やされるため、寒くなるのです。
・災害時
地震や台風などの自然災害が発生した際、ガラスが割れ、その破片が飛散する危険性があります。また、ガラスが飛散することで従業員が負傷したり、パソコン等の機器が壊れる等のリスクが考えられます。
ガラスフィルムで解決
・プライバシー保護
ガラスフィルムを窓に施すことで外部からの視線を遮ることができます。また、ガラスフィルムは透明性を損なわずにプライバシーを確保できるため、オフィスの明るさや開放感を損ねずに使用することが出来るので会議室や応接室等に使用されることも多くあります。
・オフィスの環境が快適になる
ガラスフィルムを施工することで、オフィスの環境が快適になります。夏場は太陽の直射日光を遮断することで、室内の気温が急上昇するのを防ぎ室内の温度を一定に保ちます。これにより、エアコンやクーラーの頻繁な使用を軽減し、電気代を節約することが期待されます。一方で、冬場においては、ガラスフィルムが窓からの熱の逃げを抑制します。断熱性が向上することで、室内の温度が外部に逃げにくくなり、暖房機器の効率が向上します。これにより、オフィス内の快適な温度を維持しやすくなります。
・防災対策
地震や台風などの自然災害が発生した際、ガラスが割れて飛散することは大きな危険を伴いますが、ガラスフィルムを使用することでこのリスクを軽減できます。ガラスフィルムは、窓ガラスが割れても破片が広がりにくくする効果があります。従って、災害時においてもガラスが飛散することが最小限に抑えられ、従業員や利用者の安全を確保するのに役立ちます。
・オフィスの雰囲気作り
ガラスフィルムの活用は、オフィスの雰囲気作りにおいて非常に効果的です。ガラスフィルムにはさまざまな種類があり、それぞれ異なるデザインや効果をもたらすことから、オフィスをよりおしゃれで魅力的な空間に変える手段となります。
マットやエンボス、グラデーションなどの様々なデザインのガラスフィルムが存在し、これらを窓に貼ることで独自の雰囲気を演出できます。例えば、マット調のフィルムを使用することで、光の柔らかな拡散効果を生み出し、穏やかで落ち着いたオフィス環境を作り上げることができます。また、エンボス加工を施したフィルムは、シックで洗練された雰囲気を演出し、オフィスの印象を向上させます。
ガラスフィルムの種類
・目隠しフィルム
ぼかし系
このフィルムは、濃淡の異なるすりガラス調のデザインで、外部からの視線をぼかす効果があります。
乳白色系
この種類のフィルムは透明度が低く、乳白色のトーンが特徴です。視線を遮りながらも一部光を通すことで、外部からの視線を抑えつつ、室内に柔らかな光を取り入れることができます。
グラデーション系
透明から不透明まで段階的に変化するグラデーションが特徴です。
・遮熱・断熱フィルム
夏は外からの熱をカットし、冬は室内の暖気を逃しにくいのが特徴です。快適な居住・作業環境を実現する点で魅力的です。
・防犯フィルム
防犯フィルムは窓ガラスの破壊に時間をかけさせる特徴があります。通常のガラスに比べて強化された構造を持つため、侵入者がガラスを簡単に破壊することが難しくなります。さらに、防犯フィルムはガラスの飛散を防ぐ役割も果たします。通常のガラスが割れる際に発生するガラスの破片がフィルムによってまとめられ、飛散を抑制します。そして、防犯フィルムは透明性を損なわず、貼っていることが分からないほどの透明性を保持します。
・デザインフィルム
デザインフィルムは、通常の機能性に加えて、美しさとオリジナリティを追求したガラスフィルムの一種です。このフィルムは柄や模様が施されており、機能性だけでなく、デザイン性が高い点が特徴です。通常の機能性のガラスフィルムが提供する利便性やプライバシー保護の効果はそのままに、デザインフィルムはさまざまな柄や模様が選べるため、空間に個性やアクセントを与えることができます。
まとめ
ガラス張りのオフィスは、採光や開放感があり、人気があります。しかし、一方で、プライバシーの心配や夏場の暑さ、冬場の寒さなどの問題も抱えています。ガラスフィルムは、これらの問題を解決する有効な手段です。ガラスフィルムには、プライバシー保護、省エネ、防犯対策、オフィスの雰囲気づくりなどの効果があります。ガラスフィルムを選ぶ際には、自社のオフィスの状況や目的に合わせて、最適な種類を選ぶことが大切です。
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