こんにちは!株式会社EXCEEDです。店舗の内装を和風や和モダンにしたいけれど、「無垢材や和紙を使うと予算を大幅にオーバーしてしまう」「消防法の不燃認定をクリアできるか不安だ」など、疑問や不安を抱えている人もいるでしょう。
本物の自然素材は魅力的な反面、導入コストの高さや、汚れやすく水拭きできないといった日々のメンテナンス性に頭を悩ませる設計者やオーナー様も多いはずです。
実は、高価な天然素材を使わずとも、プロ仕様の「硬質塩ビシート」を活用することで、リアルな和の空間を低コストかつ安全に実現することが可能です。
この記事では、店舗内装を洗練された和モダンにするためのデザインのコツから、コストと法規制の課題をクリアするシート施工のメリットや具体的な事例までを分かりやすく解説します。
予算内でワンランク上の和風空間を提案したい店舗デザイナーの方や、改装費用を抑えたい飲食店オーナー様は、ぜひ参考にしてみてください。
■和モダン店舗デザイン

日本の伝統的な美しさと現代的な洗練さを融合させた「和モダン」は、飲食店や物販店で非常に人気のあるコンセプトです。空間全体に落ち着きと温かみをもたらし、幅広い世代の顧客に居心地の良さを提供できるのが大きな魅力です。
・和風デザインのコツ
純和風ではなく、現代的な和モダンの空間を演出するポイントは、日本の伝統と洋風の要素を良いバランスで融合させることです。
店内すべてを木材や和紙、土壁などの自然素材にするのではなく、壁面にはスタイリッシュなグレーなどの素材を使い、カウンターや天井の一部に温かみのある木目を取り入れる工夫が効果的です。これにより洗練されたおしゃれな雰囲気が生まれます。
・和モダンな店舗の外観
お店の顔となる外観は、顧客が入りやすい印象を与える重要な要素です。和食店や居酒屋の場合、入り口のアプローチに格子や障子をモチーフにした建具を配置し、落ち着いた色彩の看板に間接照明を当てることで、高級感と入りやすさを両立できます。
既存のアルミサッシのドアでも、表面に木目調のシートを施工すれば、大がかりな工事費用をかけずに和のテイストを表現できます。
・調和するインテリア
内装や外観だけでなく、店内の家具や什器などのインテリアもコンセプトに調和させることが大切です。例えば、和室や座敷の個室に、あえて直線的なデザインのテーブルやモダンな洋風の椅子を配置することで、現代的な快適さと和の文化が融合します。
また、照明の色合いも重要です。温かみのあるオレンジ色の光を選ぶことで、料理を美味しく見せ、顧客にリラックスした体験を提供できます。
■和風の店舗内装の課題

和風の空間は魅力的ですが、実際の店舗づくりにおいては素材選びに大きな壁が立ちはだかります。とくに飲食店や商業施設では、予算や法規制、日々のメンテナンスが課題となります。
・無垢材や和紙のコスト
和風のデザインに欠かせないのが、本物の木材や和紙、土壁などの自然素材です。しかし、これらを店舗全体や大きな面積の壁面、立派なカウンターにふんだんに使用すると、材料費や専門の職人による工事費用が跳ね上がります。
予算が限られている中で、いかに費用を抑えつつ高級感や日本の伝統的な雰囲気を表現するかが、店舗設計における大きなポイントになります。
・消防法と不燃認定
店舗の内装で最も注意すべきなのが燃えにくさに関するルールのクリアです。商業ビルや地下街の飲食店などでは、消防法や建築基準法により、壁や天井に不燃材料を使うことが義務付けられています。
そのため、一般的な和紙や天然の木材をそのまま壁に貼ると、消防の許可が下りないケースが多々あります。お客様の安全を確保しつつ和のテイストを取り入れる工夫が不可欠です。
・汚れや傷への耐久性
日々多くの顧客が利用する店舗では、素材の耐久性も重要です。本物の木材や和紙は、水拭きが難しく、料理の油汚れや飲み物のシミがつきやすいという弱点があります。
また、キャスター付きの椅子や荷物が当たると傷がつきやすく、綺麗な状態を保つための日々のメンテナンスに手間がかかります。長期間にわたって清潔で快適な空間を維持するためには、美しさと機能性のバランスを考慮する必要があります。
■シートで実現する和風

本物の木材や和紙が抱えるコストやメンテナンスの課題を解決する手段として、プロの店舗設計で選ばれているのが専用シートの施工です。
・リアルな木目調シート
店舗のカウンターや建具に自然素材の温かみを表現したい場合、木目調の硬質塩ビシートが活躍します。現代の技術により、木の表面にあるわずかな凹凸までリアルに再現されており、プロでも本物の木材と見間違えるほどの高級感があります。
表面が水に強く耐久性も高いため、飲食店でも水拭きなどのメンテナンスが簡単に行え、常に清潔な空間を保つことができます。
・オリジナル和柄の出力
座敷の壁面や天井に、お店独自のコンセプトを反映した和風のアートや装飾を取り入れたい場合は、インクジェット出力シートによる施工がおすすめです。
日本の伝統的な模様や、障子越しに見える竹林のような風景など、イメージ通りのデザインを自由に印刷して壁に貼ることが可能です。不燃材料の基準を満たす製品を使用すれば、消防の許可が厳しい建物でも安全に和の雰囲気を演出できます。
・費用を抑えて工期短縮
シート施工の大きなメリットは、大がかりな建築工事に比べて費用と作業の期間を大幅に削減できる点です。既存のテーブルや什器をそのまま活かし、上からシートを貼るだけで和食店にふさわしいテイストへとリニューアルできます。
お店の営業を休む期間を最小限に抑えつつ、限られた予算内で理想の和の空間を実現できるため、非常に有効な方法です。
■和モダンな飲食店事例
シート施工を活用することで、実際にどのような魅力的な空間が生まれるのか。具体的な飲食店の内装づくりの工夫や、全体を和風に演出するアイデアを見ていきましょう。
・飲食店の店舗内装

現代的な和食店やおしゃれなカフェなどの飲食店では、空間全体に和紙調や土壁風のシートを壁面に貼ることで、上品で落ち着いた雰囲気を演出できます。
例えば、客席の天井部分に濃い木目調のシートを施工し、そこに温かみのあるオレンジ色の間接照明を組み合わせる工夫です。これにより、本物の自然素材を使わなくても高級感のある居心地の良い空間が実現し、顧客がリラックスして料理を楽しめるようになります。
・居酒屋のカウンター

顧客の視線が集まる居酒屋のカウンターは、お店の印象を左右する重要な要素です。ここに高価な天然素材である一枚板の木材などを導入すると費用が膨らみますが、耐久性の高い木目調シートを天板や側面に貼ることで、予算を抑えつつ立派な木のカウンターを再現できます。
グラスやお皿が当たっても傷がつきにくく、お酒や料理の汁がこぼれてもサッと水拭きできるため、日々のメンテナンスが非常に簡単になるというメリットがあります。
・既存設備を活かす施工

洋風のレストランから和食の業態へお店を変える場合など、大がかりな解体工事を行わずに既存の設備を活かす方法があります。例えば、店内に残っている洋風のテーブルや棚、入り口の建具(ドア)などに、落ち着いた色彩の和柄や木目のシートを上から直接貼る施工です。
使える什器や家具をそのまま再利用しながら和のテイストへとイメージを一新できるため、無駄な廃棄物を減らし、内装の工事費用を大幅に削減することが可能です。
■まとめ
店舗の内装を和風や和モダンにする場合、デザインの美しさだけでなく、工事の費用や消防法のクリア、オープン後の日々のメンテナンスといった現実的な課題を同時に解決する必要があります。
本物の木材や和紙といった自然素材にこだわるのも一つの素晴らしい方法ですが、予算や耐久性に不安がある場合は、今回ご紹介したプロ仕様のシート施工が非常に有効な解決策となります。
洗練された日本の伝統的な空間を、コストを抑えながら短期間の工事で実現できるため、現在多くの飲食店や商業施設で採用されています。
■店舗のシート施工は株式会社EXCEEDへ

株式会社EXCEEDでは、店舗デザイン会社様やオーナー様の理想の空間づくりをサポートするため、高品質なシート施工を自社の職人による一貫体制でご提供しています。
リアルな木目調シートの施工から、お店独自のオリジナルの和柄を印刷したインクジェット出力まで、空間のコンセプトや業態に合わせた幅広い提案が可能です。
厳しい消防法の基準をクリアする不燃認定材料の選定や、既存のテーブルや建具をそのまま活かしたコストダウンの工夫など、現場を知り尽くしたプロとして最適な施工方法をご提案いたします。
「予算内で高級感のある和風のお店を作りたい」「今の洋風の内装を和モダンに改装したい」といった店舗の内装リフォームをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。
【お問い合わせ・無料お見積り】
図面や現地の写真、デザインのイメージがある場合はご用意いただくとスムーズです。お急ぎの案件や、相見積もりのご依頼も歓迎しております。
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