こんにちは!株式会社EXCEEDです。店舗を開業・リニューアルする際に、「どの壁紙を選べばおしゃれに見えるのか」「コストを抑えつつ長持ちする素材はどれか」と悩むことはありませんか?
住宅とは異なり、不特定多数が利用する店舗では、デザイン性だけでなく耐久性や清掃性も欠かせない重要な要素であり、素材選びに不安を抱えている方も多いはずです。
実は、一般的な壁紙(クロス)の選び方を工夫し、さらにダメージを受けやすい場所に「高耐久シート」を組み合わせることで、低予算で見栄えと機能性を両立することが可能です。
そこで今回は、店舗の壁紙選びのコツや費用相場から、プロが教える失敗しないための注意点、そして長期的なメンテナンスコストを抑えるシート活用術について解説します。
これからお店をオープンさせるオーナー様や、内装リフォームを検討中の担当者様は、ぜひ参考にしてみてください。
■店舗の壁紙を選ぶコツ

店舗の内装において壁紙(クロス)は、空間全体の印象や雰囲気を決定づける最も大きな要素です。単に好みのデザインで決めるのではなく、お店のコンセプトに合わせた戦略的な選び方が求められます。
・飲食店向けの色選び
飲食店を開業する際、壁紙のカラー選びは顧客の居心地に直結します。色は人間の心理に大きな影響を与えるため、業態に合った色味を採用することが重要です。
例えば、大衆居酒屋では、赤やオレンジなどの暖色系を取り入れることで、お客様の食欲を刺激し、活気ある雰囲気を演出できます。
一方で、客単価の高いレストランや、ゆっくりくつろいでほしいカフェなどでは、落ち着きや高級感を感じさせるダークブラウンや、自然を連想させるアースカラー(くすんだ緑や茶色)を選ぶのが効果的です。
・おしゃれな木目調壁紙
近年、カフェや美容サロンで人気が高いのが、本物の木材のような質感を持つ木目調の壁紙です。店舗に温かみやリラックスできる空間づくりを取り入れたい場合に最適です。
本物の木材や和紙、漆喰などの自然素材を壁材として施工すると、材料費や専門業者への工事費用が大きく膨らみます。
しかし、木目調やコンクリート調にプリントされた高品質なビニールクロスを選べば、コストを抑えながらもデザイン性の高いおしゃれなインテリア空間を実現できます。
・照明と壁紙の相性
壁紙を検討する際、カタログの小さなサンプルだけで決定すると、施工後にイメージと違うと後悔することがあります。これを防ぐには、店内の照明との相性を考慮することが欠かせません。
壁紙の表面には細かな凹凸が施されていることが多く、照明の当たる角度や光の色味によって、見え方や質感が大きく変化します。
とくに間接照明を多用する店舗では、光が壁を這うように当たるため、壁紙の凹凸が強調されて影が目立ちやすくなります。事前に大きめのサンプルを取り寄せ、実際の店舗環境に近い照明の下で確認すると安心です。
■クロスの種類と費用相場

店舗の内装工事において、壁紙の価格は初期費用に直結します。しかしただ安いからと選んでしまうと、数年後の張り替え費用で損をする可能性があります。
一般的に、店舗の壁紙張り替え費用は材料代と作業代を合わせて1㎡あたり1,000円〜2,000円程度が相場ですが、選ぶグレードによってその後の維持費に大きな差が出ます。ここでは代表的なクロスの価格帯と特徴を解説します。
・安価な量産クロスの罠
賃貸アパートや住宅で多用される「量産クロス」の相場は、1㎡あたり約1,000円〜1,200円程度と非常に安価です。初期費用を最小限に抑えられるメリットがありますが、店舗での使用には注意が必要です。
量産クロスはデザインが限られるだけでなく、素材が薄いため傷や汚れに対する機能がほとんどありません。不特定多数が出入りする店舗環境では、数年待たずに剥がれや汚れが目立ち、結果的に張り替えの頻度が増えて、長期的なトータルコストが高くつく罠に陥りやすいのです。
・店舗定番の1000番台
店舗やオフィス、サロンなどで最も採用されるのが、1㎡あたり約1,400円〜1,800円程度の「1000番台」と呼ばれる一般グレードのクロスです。
量産クロスに比べて単価は上がりますが、木目やコンクリート調などデザインが豊富で、お店のコンセプトに合わせた空間づくりが可能です。
最大の魅力は、水拭きで掃除ができる防汚加工や、抗菌・消臭といった店舗に不可欠な機能性を備えている点です。初期費用とメンテナンス性のバランスが良いため、プロの設計現場でも「店舗の標準」として定着しています。
■店舗特有の壁紙の失敗

住宅とは異なり、不特定多数の人が頻繁に出入りするお店では、壁紙が受けるダメージのレベルがまったく違います。せっかくおしゃれな内装にしても、数ヶ月でボロボロになってしまう店舗特有の失敗例を解説します。
・椅子や荷物による擦れ傷
飲食店や待合スペースで最も多いトラブルが、お客様の荷物や衣服、家具が壁にこすれることで生じる擦れ傷です。とくにテーブル席の背後や、椅子がぶつかりやすい腰から下の高さは、普通のビニールクロスでは表面がすぐに破れてしまいます。
破れた部分から下地の素材が見えると、空間の高級感が一気に損なわれます。店舗の壁材選びでは、摩擦への耐久性を重視することが必要です。
・角から剥がれるクロス
お店の柱や通路など、壁の凸状の角になっている出隅(でずみ)という部分は、人が無意識に触れたり荷物がぶつかったりしやすい場所です。
一般的な壁紙は薄いため、この角の部分からペラペラと剥がれやすくなります。一度剥がれ始めると、そこから湿気や汚れが入り込み、さらに剥がれが広がるデメリットがあります。角の剥がれは目立つため、頻繁な張り替え工事の費用がかさんでしまいます。
・掃除しにくい壁の汚れ
カフェのキッチン周りや客席、トイレなどのスペースでは、油汚れや手垢が壁に蓄積します。デザイン性だけを重視して、表面に凹凸が多い織物調のクロスや水拭きできない和紙調の素材を採用すると、隙間の汚れを綺麗に掃除できません。
強くこすると表面が傷んでしまうため、日々のメンテナンスが困難になります。防汚加工がされていないと清潔な環境を維持できず、お店の印象を悪くする原因になります。
■高耐久シートで悩み解決

店舗の壁紙で頻発する傷や剥がれといったトラブルを防ぎ、美しい空間を長く維持するために、プロの設計や施工の現場で選ばれているのが「硬質塩ビシート」の活用です。壁紙とシートを組み合わせることで、機能性とコストの課題を同時に解決できます。
・傷に強い硬質塩ビシート
一般的なビニールクロスに代わる素材として人気なのが、硬質塩ビシートです。薄い壁紙とは異なり、表面が非常に硬く作られているため、お客様の荷物や家具が強くぶつかっても、傷や破れがほとんど発生しません。
また、水拭きできる防水機能や防汚機能も備えており、飲食店のキッチン周りやトイレなど、清潔さが求められる環境でも安心して採用できます。木目やコンクリート調などデザインも豊富で高級感の演出にも最適です。
・腰壁に貼るシートの工夫
店舗全体に高品質なシートを貼ると初期費用が上がるため、予算を抑える工夫が必要です。おすすめなのは、汚れや傷がつきやすい床から高さ約90センチまでの「腰壁(こしかべ)」部分や、人がよく触れる角のスペースに限定してシートを施工する方法です。
ダメージを受けやすい下半分を耐久性の高いシートで保護し、手の届かない高い位置の壁材には通常のクロスを採用することで、コストと機能性のバランスが取れた空間づくりが可能になります。
・長期的な張替コスト削減
初期の工事費用だけを重視して安い壁紙を選ぶと、数年ごとに張り替えのリフォームが必要になり、休業による売上の損失や業者への依頼費用がその都度発生します。
しかし、傷がつきやすい部分にあらかじめ耐久性のあるシートを採用しておけば、日々の掃除やメンテナンスが簡単になり、長期間お店の綺麗な状態を維持できます。
結果的に、オープン後の維持費や張り替えコストを大幅に削減できるという大きなメリットがあります。
■まとめ
店舗の内装における壁紙選びは、デザインやお店の雰囲気づくりだけでなく、いかに長期間美しい空間を維持できるかという視点が欠かせません。
初期の工事費用を抑えるために安価な量産クロスを選んだ結果、オープンして数ヶ月で椅子や荷物による擦れ傷が目立ち、角から剥がれてしまうケースは後を絶ちません。
お客様に清潔で心地よい空間を提供し続けるためには、ダメージを受けやすい腰から下の壁や通路の角などに、傷や汚れに強い硬質塩ビシートを部分的に組み合わせる工夫が非常に効果的です。
■店舗の内装シート施工は株式会社EXCEEDへ

株式会社EXCEEDでは、店舗オーナー様や内装デザイン会社様の予算とご要望に合わせ、空間の美しさと耐久性を両立する最適なシート施工をご提案しております。
「普通の壁紙だとすぐに破れてしまうか心配」「高級感を出しつつ、長持ちする壁材を選びたい」といったお悩みに、現場を知り尽くしたプロがコストパフォーマンスの高い解決策をお届けします。
高品質な木目調シートやコンクリート調シートなど、お店のコンセプトに合わせた豊富な素材を取り揃えており、事前の現地調査から仕上げまで完全自社施工の職人が責任を持って対応いたします。
店舗の部分的なリフォームや、新規開業時の内装工事の業者選びでお迷いの際は、ぜひ一度ご相談ください。
【お問い合わせ・無料お見積り】
店舗の図面や現状の写真がございましたら、より具体的な費用や施工方法のご提案が可能です。相見積もりのご依頼も歓迎しておりますので、まずはお気軽にご連絡ください。
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