こんにちは!大阪を拠点に全国でダイノックシート施工や内装リフォームを行っている株式会社EXCEEDです。
「オフィスのエントランスが狭くて圧迫感がある」「もっと開放的でおしゃれな空間にしたいけれど、壁を壊すような大規模な工事はできない……」 そう頭を抱えることはありませんか?
実は、物理的に空間を広げなくても、壁やドアの『色』と『素材』を変える視覚的なトリックを使うだけで、今よりも格段に広く、奥行きのある空間を演出することは可能です。
そこで今回は、狭いエントランスを広く見せるための具体的な『視覚効果テクニック』や、既存のドアを交換せずに新品同様に再生する『ダイノックシート活用術』についてご紹介していきます。
■視覚効果で広く見せるコツ

小規模オフィスのエントランスにおいて、物理的な面積を変える大規模な工事は現実的ではありません。しかし、壁やドアの「色」と「素材」を工夫し、人間の目の錯覚を利用することで、実際の広さ以上の開放的な空間を演出することは十分に可能です。低コストで実施できる視覚効果のポイントを解説します。
・圧迫感を消す配色の法則
狭い空間を広く見せるための基本は「膨張色」の活用です。白、アイボリー、ライトベージュといった明るく淡い色は、照明の光を反射・拡散させるため、実際よりも空間が外側に広がっているように見せる効果があります。 一方で、黒や濃い茶色などの「収縮色」は、高級感や引き締まった印象を与える反面、壁面やドアといった大きな面積に使用すると圧迫感を生み出し、エントランス全体を狭く感じさせてしまうリスクがあります。
・鏡面シートで奥行きを作る
限られたスペースに擬似的な奥行きを持たせるには、「鏡(ミラー)」の反射効果を利用するのが最も効率的です。鏡に映り込んだ景色が奥へと続いているように錯覚するため、閉塞感を劇的に軽減できます。 しかし、本物のガラス製ミラーを壁一面に設置するのは、重量の問題や地震などで割れた際の飛散リスクを考慮すると、導入ハードルが高いのが実情です。
・視線を遮らないレイアウト
エントランスに入った瞬間、来客の視線が部屋の奥まで抜けるかどうかで、感じる広さは大きく変わります。背の高いパーティションや大型の観葉植物を入口付近に配置すると、視線がそこで遮断され、空間が分断されて狭く感じてしまいます。 開放感を出すためには、腰より低いローカウンターや、背板のないオープンシェルフを採用し、床面や壁面を多く見せることが重要です。
■ドアは交換せずに再生する

「ドアが古くて傷んでいるが、交換する予算はない」とお悩みの管理会社様やオーナー様にとって、最適な解決策となるのが「シート貼り工法」です。既存のドアを廃棄せず、表面に特殊な化粧フィルムを貼ることで、新品同様の美観と機能を低コストで取り戻すことができます。このリメイク手法の具体的なメリットを解説します。
・貼るだけで新品へコスト削減
ドアの交換工事には、新しい建具本体の費用のほか、古いドアの解体費、廃棄処分費、さらには壁や枠を補修するための大工工事費などが発生し、1枚あたり十数万円のコストがかかることも珍しくありません。 対して、ダイノックシートなどの化粧フィルムを用いた施工では、既存のドアをそのまま下地として利用します。表面の汚れや凹凸をパテ処理で平滑にし、その上からシートを圧着して仕上げるため、廃材がほとんど出ません。
・枠やポストも統一感を出す
ドア本体だけを新品に交換した場合によく起こる問題が、「周囲の枠や集合ポストとの色味の不一致」です。古い枠や設備がそのままだと、新しいドアだけが浮いてしまい、かえってリフォームの継ぎ接ぎ感が目立ってしまうことがあります。 シート施工の強みは、ドアだけでなく、金属製のドア枠、集合ポスト、エレベーター周りの三方枠など、あらゆる素材に同じ柄のシートを施工できる点にあります。例えば、ドアを木目調にする際に、スチール製の無機質な枠も同じ木目で統一すれば、まるで高級ホテルのような一体感のあるエントランスデザインが完成します。
・傷に強いシートで美観維持
オフィスやマンションのエントランスは、台車の接触や引っ越し作業などで傷がつきやすい過酷な環境です。一般的な塗装仕上げの場合、ぶつかった衝撃で塗装が剥がれたり割れたりしやすく、補修跡も目立ちがちです。 一方で、プロが使用する内装用化粧フィルムは、耐久性と耐摩耗性に特化して設計されています。表面に硬質のクリア層があるため、擦り傷や打痕に強く、簡単には破れません。さらに、耐水性や防汚性も備えており、水拭きでメンテナンスができるため、美しい状態を長期間キープできます。
■狭いエントランスにおすすめのデザインパターン

実際にシート施工を活用すれば、限られたスペースをどのように魅力的に変えられるのか。狭さをカバーしつつ、企業のブランド力を高めるための「3つの鉄板デザインパターン」をご提案します。自社のオフィスの雰囲気に合うスタイルを見つけてみてください。
・明るい木目で「開放感」を演出するスタイル
窓がなく照明も暗いエントランスには、「ライトオーク」や「メープル」といった明るい木目調のシートが最適です。 無機質なスチール製ドアや受付カウンターの天板に施工するだけで、自然な温かみが加わり、空間全体がワントーン明るくなります。明るい色(膨張色)は視覚的な圧迫感を消す効果があるため、物理的な広さはそのままでも、来訪者に「窮屈さ」を感じさせない、リラックスしたウェルカム空間を作ることができます。
・石目調で「信頼感」を高めるスタイル
法律事務所やコンサルティング会社など、「信頼」や「重厚感」を重視したい場合には、大理石や御影石のような「石目調(ストーン)」のシートがおすすめです。 本物の石材を壁やエレベーターホールに貼ると、その厚みで空間がさらに狭くなってしまいますが、薄さ0.2mmのシートなら空間を一切圧迫しません。光沢のある石目柄が照明を反射することで奥行きが生まれ、狭さを逆手に取った「隠れ家的な高級感」のあるエントランスを演出できます。
・ロゴ装飾で「企業の顔」を作るスタイル
テナントビルの共用廊下に面したガラス扉などで有効なのが、カッティングシートを使った装飾です。 透明なガラス面に、企業のコーポレートカラーを使った大きなロゴを施工し、目線の高さには半透明の「すりガラス調フィルム」を帯状に貼ります。こうすることで、オフィス内の雑多な様子を目隠ししつつ、閉塞感を出さずに「企業の顔」としての存在感をアピールできます。狭い入り口でも、明確なサイン(看板)としての機能とデザイン性を両立させるテクニックです。
■管理会社が選ぶ施工の利点

ビルのオーナー様や不動産管理会社様にとって、テナントが入居している状態でのリニューアル工事は、スケジュール調整やクレーム対応など多くの懸念があります。しかし、EXCEEDが提供するシート施工であれば、それらのリスクを最小限に抑えつつ、物件の価値を高めることができます。
・騒音ゼロで入居中も安心
一般的な解体・交換工事では、ドリルによる掘削音やハンマーの打撃音といった「騒音」が避けられません。また、粉塵や廃材の搬出も発生するため、近隣テナントや入居者への事前周知や養生などの負担が大きくなります。 対して、シートを「貼る」作業は、カッターやヘラを使用する静かな作業が中心です。大きな音や振動が出ないため、日中のオフィス稼働時間帯でも、隣の部屋に迷惑をかけることなく施工が可能です。
・短工期で空室期間を短縮
退去後の原状回復工事において、「工期の短さ」は空室リスクを減らすための最重要課題です。ドアの製作・納品を待つ交換工事では数週間かかることもありますが、シート施工なら材料さえあれば即日〜数日で完了します。 例えば、ドアの穴埋め補修から表面仕上げまでを1日で終わらせることも可能です。内覧の予定が入った直後にスピーディーに美観を回復できるため、機会損失を防ぎ、早期の入居者決定を強力にサポートします。
■まとめ
物理的に狭いエントランスでも、「視覚効果」と「シート施工」を駆使すれば、開放的で信頼感のある空間へ生まれ変わらせることが可能です。 大規模な解体工事を行わなくても、明るい色の採用や鏡面素材による奥行きの演出だけで、オフィスの第一印象は劇的に向上します。特に既存のドアや枠を廃棄せず、高機能フィルムで再生する「貼るだけリフォーム」は、コストと工期を大幅に圧縮できる賢い選択肢です。
■ダイノックシート施工・内装リフォームはEXCEEDにお問い合わせください!

株式会社EXCEEDは、大阪を拠点に全国エリアで特殊内装材によるリフォームを手掛けています。 「予算内でエントランスを一新したい」「営業を止めずに古びた設備を直したい」といった法人様のお悩みに、熟練の職人がスピーディーに対応。現地調査から施工まで自社一貫体制で行うため、中間マージンをカットした適正価格と、高品質な仕上がりをお約束します。
自社製作によるオリジナルロゴ入りシートの提案など、他社にはない柔軟な対応も私たちの強みです。 小さな補修からビルの大規模改修まで、規模を問わず喜んで承ります。「まずは見積もりだけ」という場合も大歓迎です。 お客様のオフィスに最適な「価値」をご提案しますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

