店舗のフロアタイル張り替え時期は?劣化や知るべきポイント

「店舗のフロアタイルを張り替えたいけれど、どのタイミングで工事すればいいのか」「床材や施工方法はどう選べばいいのか」と悩んでいませんか?


店舗の床は、お客様が目にする内装の一部であると同時に、毎日多くの人が歩く場所でもあります。そのため、剥がれや傷、汚れなどの状態を確認し、店舗の用途に合った床材を選ぶことが大切です。


また、フロアタイルの張り替えには、既存の床材を撤去する方法だけでなく、床の状態によっては上から施工する方法もあります。施工方法によって費用や工期も変わるため、事前の確認が欠かせません。


この記事では、店舗のフロアタイルを張り替える目安から、床材の選び方、施工方法と費用、工事前に確認しておきたいポイントまでわかりやすく解説します。


店舗の床の劣化が気になっているオーナー様や、店舗リニューアルをご検討中の企業様は、ぜひ参考にしてください。


■張り替えの目安

店舗のフロアタイルは毎日多くの人が歩くため、見た目だけでなく安全性も確認しながら張り替え時期を判断することが大切です。年数だけで決めず、床に現れている劣化のサインを確認しましょう。


・剥がれや浮き

フロアタイルの端がめくれている、床面から浮いているといった状態は、張り替えを検討するサインの一つです。そのまま使用すると見た目が悪くなるだけでなく、お客様やスタッフが足を引っ掛ける原因にもなります。


一部だけに症状が出ている場合は、必ずしも床全体を張り替える必要があるとは限りません。フロアタイルは一枚ずつ施工する床材のため、床材を支える下地の状態や周囲の劣化状況によっては部分補修を検討できます。まずは現地で状態を確認することが重要です。


・傷や汚れ

土足で利用する店舗では、歩行や什器の移動などによって少しずつ傷や汚れが増えていきます。清掃しても取れない黒ずみや大きな傷が目立つようになると、店舗全体が古い印象に見えてしまうこともあります。


床は店内の中でも広い面積を占めるため、張り替えることで空間の印象を変えやすい部分です。店舗のリニューアルに合わせて、木目調や石目調など店内のデザインに合うフロアタイルへ変更する方法もあります。


・滑りやすさ

表面の摩耗や床材の劣化によって、以前より滑りやすく感じる場合も状態を確認したいタイミングです。特に出入口など人の往来が多い場所は、床の状態を定期的に確認しましょう。


店舗の床材はデザインだけでなく、土足での使用や清掃方法、利用する場所なども考えて選ぶ必要があります。見た目だけで判断せず、店舗の用途に合った床材を選ぶことが大切です。


■フロアタイルの選び方

店舗のフロアタイルは、見た目だけで選ぶのではなく、店舗の業態や利用環境に合った性能を確認することが大切です。人の出入りが多い店舗では、耐久性や清掃のしやすさまで考えて選びましょう。


・土足への耐久性

店舗では住宅と違い、靴を履いたまま多くの人が床を歩くため、傷や摩耗が起こりやすくなります。特に出入口やレジ周辺、通路など、人の往来が多い場所では床材への負担も大きくなります。


そのため、店舗のフロアタイルを選ぶ際は、土足での使用を想定した床材かどうかを確認することが重要です。


また、椅子やテーブル、什器を動かす機会が多い店舗では、擦り傷などへの強さも確認しておくと安心です。店舗内でも場所によって使用状況が異なるため、施工場所に合わせて床材を選びましょう。


・防汚性と清掃性

飲食店や物販店などでは、食べ物や飲み物、雨の日の泥汚れなどが床に付着することがあります。毎日の清掃負担を抑えるためにも、汚れが落としやすく、日常的にメンテナンスしやすい床材を選ぶことがポイントです。


特に来店客から見えやすい入口や売り場では、床の汚れが店舗全体の印象につながります。デザインだけでなく、普段どのような方法で清掃するのかまで考えて床材を選ぶことで、美観を維持しやすくなります。


・店舗に合うデザイン

フロアタイルには木目調や石目調など、さまざまなデザインがあります。床は店内の中でも占める面積が広いため、色や柄を変えるだけでも店舗の印象を大きく変えられます。


例えば、落ち着いた雰囲気を演出したい店舗と、明るく開放的に見せたい店舗では適した床の色や柄も異なります。壁や天井、什器など既存の内装とのバランスも確認しながら、店舗のコンセプトに合ったフロアタイルを選びましょう。


■張り替え工法と費用

店舗のフロアタイルを張り替える方法は、既存の床材を撤去して施工する方法と、現在の床を活かして上から施工する方法があります。どちらが適しているかは、既存床や下地の状態によって異なります。


・撤去して張り替え

既存のフロアタイルを撤去し、必要に応じて下地を整えてから新しい床材を施工する方法です。床材の剥がれや浮き、下地の凹凸などがある場合は、現在の床の状態を確認したうえで施工方法を判断します。


既存床を撤去するため、その分の作業や廃材処分などが発生しますが、下地の状態を確認しやすいことがメリットです。古い床材の劣化が進んでいる場合などは、単純に上から新しい床材を貼るのではなく、適切な下地処理を行うことが仕上がりにも影響します。


・既存床への上張り

既存の床の状態によっては、現在の床材を撤去せず、その上から新しい床材を施工できる場合があります。撤去作業を減らせるため、工事にかかる手間や廃材を抑えやすい方法です。


ただし、どのような床でも上張りできるわけではありません。既存床に大きな浮きや剥がれ、段差などがある状態で施工すると、新しいフロアタイルの仕上がりにも影響する可能性があります。上張りを希望する場合も、まずは現地で床の状態を確認することが重要です。


・費用を左右する項目

フロアタイルの張り替え費用は、施工する面積だけで決まるものではありません。使用する床材の種類や既存床の撤去の有無、下地補修の必要性、什器の移動などによって工事内容が変わります。


そのため、「何平方メートルだからいくら」と単純に判断するのではなく、現在の店舗の状態を確認したうえで見積もりを取ることが大切です。部分的な劣化であれば、全面張り替えではなく部分補修で対応できる可能性もあるため、予算と床の状態を踏まえて施工範囲を検討しましょう。


■店舗工事の注意点

店舗のフロアタイル張り替えでは、床材を決めるだけでなく、施工前の現地確認や工事スケジュールも重要です。営業中の店舗では、できるだけ店舗運営への影響を抑えられるよう事前に計画しましょう。


・下地の状態を確認

きれいにフロアタイルを仕上げるためには、その下にある床の状態を確認することが欠かせません。下地とは、フロアタイルを貼る土台となる部分のことです。


下地に凹凸や傷みがあると、その上から新しい床材を施工しても段差や浮きなどにつながる可能性があります。そのため、張り替え前には既存床だけでなく下地の状態も確認し、必要であれば補修や調整を行います。


また、一部分だけ床が傷んでいる場合でも、原因が表面のフロアタイルだけとは限りません。見た目だけで判断せず、どこまで補修が必要なのか施工業者に確認してもらうことが大切です。


・工期と営業への影響

店舗では、床工事によって営業できない期間が長くなるほど店舗運営への負担も大きくなります。そのため、工事を依頼する際は施工日数だけでなく、どの範囲が使用できなくなるのか、什器の移動が必要なのかなども事前に確認しましょう。


店舗全体を一度に施工する方法だけでなく、工事範囲や店舗の状況によっては施工箇所を分ける方法を検討できる場合もあります。


特にリニューアルや改装に合わせて床を張り替える場合は、クロスや什器など他の内装工事との施工順序も重要です。希望するオープン日や営業スケジュールを施工業者へ早めに伝え、無理のない工事計画を立てることで、店舗への影響を抑えながらフロアタイルの張り替えを進めやすくなります。


■まとめ

店舗のフロアタイルは、剥がれや浮き、落ちにくい汚れ、傷などが目立ってきたら、張り替えを検討するタイミングです。床は店舗の中でも広い面積を占めるため、きれいにすることで店内全体の印象改善にもつながります。


張り替える際は、デザインだけでなく、土足での使用に適した耐久性や清掃のしやすさなど、店舗の用途に合わせて床材を選ぶことが大切です。


また、既存床を撤去して張り替えるか、現在の床の上から施工するかによっても工事内容は変わります。床の状態や下地、施工面積などを確認したうえで、適した方法を検討しましょう。


■店舗の床工事はEXCEEDへお問い合わせください。

株式会社EXCEEDでは、店舗をはじめ、オフィスや商業施設などの内装工事に対応しています。床工事では、フロアタイルをはじめ、フローリング、カーペット、タイルカーペットなど幅広い床材の施工に対応しており、店舗の床工事も承っています。


フロア全面の張り替えだけでなく、床の状態に応じた部分的な補修についてもご相談いただけます。「床の剥がれが気になる」「店舗の雰囲気に合う床へ変更したい」「全面張り替えが必要なのか見てほしい」といった段階でも、まずはお気軽にご相談ください。


店舗の用途や現在の床の状態、ご予算などを確認しながら、適した施工方法をご提案いたします。店舗のフロアタイル張り替えや床工事をご検討中の方は、EXCEEDまでお問い合わせください。


無料相談・お問い合わせはこちら


施工事例はこちら


関連記事

エレベーターや共用部の改修コストを数分の一に!シートによる「再生リフォーム」の勧め

インクジェットシートの「分離発注」に潜むリスクと、一社完結を選ぶべき理由

インクジェットシートの違いとは?施工費や種類をプロが解説